学部3年の堀口尚哉さん、馬冬雪さん、学部1年の小峰太一さんが平成20年度ローズハルマン工科大学短期研修支援事業に採用され、 アメリカ(インディアナ州)のローズハルマン工科大学(RHIT)で研修を行いました。期間は平成20年3月4日から3月26日までの3週間です。 RHITでの3人の研修や生活の様子をご紹介します。
学部3年 堀口尚哉
今回の研修で僕達は、2日間をテレホート市内のホテルで、次の2日間をホームステイで、残りの18日間をRHITで過ごしました。 ホームステイではRHITの教授のご家庭にお世話になりました。初めてのホームステイということで緊張していたのですが、皆とても 親切で気さくな方達だったので、すぐに打ち解けることが出来ました。2日間という短い時間ではありましたが、子供達と一緒に庭で遊んだり、 ハイキングや外食に連れて行ってもらったり、映画やゲームを楽しんだりと、本当に色々な体験をさせてもらいました。実際にアメリカの 一般家庭で生活することで、その土地の文化や価値観、生活習慣などを肌で感じることが出来たように思います。
RHITでは寮の二人部屋に入れてもらう形で生活しました。ルームメイトを初めRHITの学生は日本に興味を持っている人が多く、 皆積極的に話しかけてくれたので、大学生活にはすぐに溶け込むことが出来ました。今回は研修期間が短かったこともあり、 なるべく色々な講義に参加することを心がけました。人文系の講義の中には日本や中国に関するものもあり、特に中国に焦点を当てた 「The West in the East」や、日本の江戸時代の文学についての「Japanese Media」などは、欧米の学生のアジアに対する考え方を 知る上で非常に参考になりました。
僕にとって今回は2度目のアメリカでしたが、前回は世界経済の中心地であるニューヨークだったのに対し、今回は農工業が 盛んなインディアナ州ということで、アメリカの新たな一面に触れることが出来ました。今後も英語の力を磨きつつ、 見聞を広めていけるよう様々なことにチャレンジしていこうと思います。
学部3年 馬 冬雪
アメリカの学生や授業は日本とはとても違うと先輩や先生たちからよく聞くので、とても興味を持って今回のプログラムに参加しました。 アメリカではどのようなスタイルの授業が行われているのか、学生たちはどういう風に授業を受けているのか、先生はどのような課題を 学生に与えているのか、などの疑問を持ってアメリカに行きました。授業を受けたり現地の友達に質問しながら答えを探しました。 RHITで受ける授業については、私はコンピュータ関係とヒューマニティーとその他の三種類に分けました。コンピュータ関係の授業は、 基本は日本とは変わりませんでした。先生が教科書を指定しスライドを作り授業中に説明し学生に質問したりしました。
演習のある授業には先生とTAがいて、困った時はすぐに助けてくれます。日本と違う点で一番印象が強かったことといえば、 学生たちが授業中に積極的に質問する点です。ヒューマニティーの授業ではクイズがよく使用されていました。もう一つの特徴は大量の リーディングです。課題は大体教科書を読むことが中心です。その他の授業につい